37.th_新人が一番最初に意識すること

さて、新入社員シーズンがやってきました。本来なら歓迎会を行って
親睦を深めていたのでしょうが、このコロナ禍においては、それは無理
でしょう。テレワークの普及によって新人とのコミュニケーションの取
り方も変わってくるはずです。

こんにちは、無欲な常務(MJ)です。

今回新人が一番最初に意識することを私なりの考えを持って説明したい
と思います。結論ですが、それは「分からないことを分からないと言う」
です。これだけで良いです。ただ、これを素直に実施するには周囲の環境
作りが大事です。以下に説明したいと思います。

分からないと言うには勇気がいることを知っておくこと

新人は説明してくれた先輩に対して、それなりに敬意を払っています。
だからせっかく説明してくれたことに対して、分かりません とはそも
そも言いづらいです。また何が分からないのかすらわかっていないこと
が良くあります。

・教える方は、1回の説明では絶対に理解していないと思うこと。
・教わる方は、分からなかったことを勇気を出して質問すること。

これが繰り返されて初めて本当の理解に繋がります。また、教える方は
相手の新人が本気で覚えようとしていることに気づきます。結果として
お互いに信頼関係が構築できる訳です。

間違った評価方法

1を言えば10を理解することを評価基準にしてはいけません。むしろ
それは教える側のエゴです。というかわがままで、教育を放棄している
状態だと自覚してください。

1を言って1を理解するのに5回言ってやっと分かるのが普通だと思う
べきです。世の中には1回言えば完全に理解する物わかりの良い人がい
るのもまた事実ですが、基準はそこではありません。育った環境の違う
者同士が1度のコミュニケーションで理解しあえるはずはありません。
教育はそのに最たるものだと思ってください。

分からないを言える環境づくりの大切さ

相手を気遣い分からないが言えないという問題以外にも周囲から馬鹿
にされたくないという感情も同様にあります。自分だけが知らなかったら
どうしようと思ってしまう訳です。しかし、これだけはお伝えしておきま
す。

自分が思っている以上に分からないままにしている人は多い

ことです。私は良く仕事の説明をしたときに、頻繁に頷いて私の話を
聞いている人と、無表情で話を聞いている人がいた場合、理解度を確認
する為にあえて「今の説明、分からなかった人いますか?」と言います。
そうすると大概誰も手を上げません。だから私は、無表情で説明を聞いて
いた人に質問するんです。「〇〇さん、あなたの理解を教えてください」
そうすると案の定チンプンカンプンなことを言い出します。

また、大事な説明の時などは、「わかった人手を上げてください」と
言います。結果3割程度が手を上げます。そして私は「全員が理解できて
いないのでもう一度説明します」とします。そうすると次はほぼ全員
手を上げます。

こういう事例から、私は殆どの人は分からないことをそのままにして
いる人が多いと考えています。
ただ、それが悪いことかというとそうでもないんです。何故なら分か
らなくてもその人は困らないからです。
しかし、会社組織は困ります。労働に対する対価は支払う訳ですし、
パフォーマンスは発揮して欲しい訳ですからね。

改めて分からないままを作りやすい状況を整理します。

・相手を気遣って分からないと言えない
・勇気が出せなくて分からないと言えない
・関心がなく分からなくても本人は影響がないと思っている

こうならない為に新人の頃から分からないことをそのままにさせない
指導と分かっているかどうかをしっかり確認することが大事です。また
分からないことを馬鹿にしたりからかっては絶対ダメです。

 

年齢を重ねれば重ねるほど、分からないことを聞くことが難しくなって
きます。その一番の原因はプライドです。一時的に知ったかぶりをして
その場をしのぎ、後になって調べていればまだ良いのですが、そのまま
にしてしまう人は要注意です。こういう人が仕事で結果を残しているの
を見たことがありません。

本当に仕事ができる人は素直な人が多いです。そして仕事が好きな
人が多い。だから少しでも気になることがあれば何でも聞いてきます。
しかも100%の理解をするまで。新しい知識を習得することでまた新たな
道を切り開くことが自然のサイクルとなっているのでしょう。

自分で調べるより、詳しい人に聞く方がよっぽど合理的

だということが分かっているからです。

如何だったでしょうか。皆さんの組織に入社した新人の子達は純粋無垢
それはキラキラしていることでしょう。その子達がキャリアを積んで
行ける環境を作ってあげることができれば働くのは大変だけど楽しいと
思って業務に専念してくれることでしょう。

私が会社に入ったころは、その直後にエース社員が病気で亡くなって
しまい、社内が大混乱となり、誰も教えてくれる人がいなかったので
1人でもがき苦しみながら働いていたのを思い出します。しかし、この
全てを自分で考えることが、今となってとても大きな財産となったのは
言うまでもありませんね。

分からないことをそのままにしない習慣を身につけましょう!

それではまた今度!

コメントを残す