42.th_ルールを守ることより大事なこと

ルールを守らないのは論外ですが、ルールを守っていれば良いという
訳ではありません。ルールを守るだけでは価値は上がりません。
今回はルールを守ることより大事なことを説明し、論理思考を磨き、
仕事もプライベートも充実できる思考法をお伝えします。

こんにちは、無欲な常務(MJ)です。

日本はタイト文化としてルールを守り秩序が保たれた文化です。特に
災害時は、被災地周辺は強奪等の犯罪は殆どなく皆が協力し合って災害
に立ち向かっています。一方で周囲との同調を重んじ足並みを合わせる
傾向も強いです。だから周囲と違う言動をする人がいると敬遠されがち
です。

周囲との同調が得意な国民性ですからルールを守ることについても
世界に誇れるレベルだと思います。ただ、あらゆるルールを守るのは
大事なことなんですが、もっと大事なことがある ということを今回は
説明したいと思います。結論として主体性をもって自立できる人間に
なることで人生をより良くする為に以下のステップを試してください。

【「何故そのルールがあるのか」を知る】

子供は親の言いつけを守り、守らなければ叱られます。子供からすれ
ば親は絶対であり居場所そのものです。時に言うことを聞かない時があ
あります。昔は怖いお父ちゃんに引っぱたかれて強制的に言うことを
聞く羽目になっていましたが、現代ではそれは許されません。子供の
創造を奪うからです。子供がいうことを聞かない時は、何故ダメなのか
の「理由」を伝える必要があります。

企業にも会社ごとに様々なルールがあります。ルール不履行をすれば
最悪自分の評価が下がってしまいます。そうすることで秩序を保つ訳で
すが、殆どの人が何故ルールがあるのかを言及しません。大事なのは
そのルールが意味する本質、すなわち目的を理解することなんです。

【ルールに疑問を持ち目的を理解する】

ルールの存在理由を知れば目的が理解できます。

・ 交通ルールでは赤信号を無視してはいけませんね。理由は簡単です。
事故に遭遇するリスクが急増するからです。たまに自転車や歩行者が
信号無視するのを見かけますが目先の時間を優先し、事故のリスクを
大幅に上げる行為です。ハイリスクローリターンです。
また、交通ルールが乱れるほど警察の出動が増えます。出動頻度が
増え本来解決せねばならない事件に対応できない事態が起きないよう
為でもあります。

・ 家庭では門限を定める所が多いと思います。これには様々な理由
があると思います。子供の生存を確認する。規律正しく生活し健康に
過ごす。犯罪率が高い夜に行動させない。家族揃って幸せなひと時を
過ごす 等。

・ 企業でも沢山のルールが存在します。私の会社では原則製造グルー
プに電話をしてはいけない です。これは業務が製品の完成日を知り
たい時等に電話をするのを禁じたものです。理由は製造の作業を中断
してしまうからです。特に段取り中となると一度作業を中断してしま
うと大幅な時間ロスに繋がります。だからチャットで問い合わせを
ルール化しています。そうすることで製造は手が空いた時に確認する
ことが出来ます。

このようにルールが何故存在しているかについて考えてみることです。
そうすることで以前にも増してルールの浸透度が図れるはずです。
また、ルールが存在している目的が分かると更なる改善点が見えてきま
す。

打ち合わせでお客様にお茶を入れることがあります。この作業、女性が
多いですよね。本来の目的はお客様にお茶を提供し、喉の渇きを潤わす
ことなのに女性に限る必要なんかないはずです。私の場合、お茶は来客
のみに出すよう伝えています。自分の分は自分でどうにでもなるからです
。更に、お茶を提供する必要があるかどうかにも言及します。本来の目的
からすれば、わざわざお茶を入れる必要はなくペットボトルの方が効率
は遥かに良いです。「お客様に失礼だ!」なんて人は本来の目的を良く
考えるべきです。

【ルールを守るより仕組みを作る】

そもそもルールとは個人が内容を理解し守らなければその目的は達成
されないのでいわば精神論です。しかし、仕組みは必ずそうしなければ
ならないものです。例えば直属の上司のサインがないと部長決済が下り
ない等。
ここで核心に迫ります。ルールを守るだけの人は一見社会のお手本で
すがその人個人の人間性であって何も生み出していないんです。勿論人と
しては素晴らしいことなんですが、これを人生少しでも愉しく の観点
からはゴールじゃないです。ルールの存在目的を理解したらその目的を
達成できる仕組みを考えることが生産性を高めレベルを上げることにな
ります。

本質的に最も大事なのは、ルールなんかなくたって仕組みがあれば必
ず意図した結果になる。その為の仕組みを考えることなんです。となれば
ルールを守るだけの人と比べると、もうお分かりですね。
トイレは綺麗な状態を保ちたいです。だからトイレ掃除を当番制にする
ルールにしました。しかししばらくすると掃除をサボる人が出てきまし
た。注意しても言うことを聞かず泣く泣く自分が掃除する羽目になりまし
た。これを仕組化すると、掃除当番制で掃除をしたものは記録表にチェッ
クする。チェックのないものが次回掃除当番となる。上司は記録表を
確認し、対象者が掃除を行ったことを確認する。なお、清掃状態はマニュ
アル通りに行われなかった場合は上司判断で再作業させる場合がある。
こんな感じです。さすがに上司命令は無視できませんよね、評価が下がる
訳ですから。

余談ですが、私の経験でマイルールがある人がいて、そのマイルールは
手書きのチェックを入れて確認する作業のことでした。しかし、その確認
はシステムが存在していて既に仕組化されていたんです。しかしその人は
マイルールを頑なに守り、結果システムとの整合が取れなくなり影響は
周囲に及んでしまったことがありました。
ルールは先ほど申し上げた通り精神論ですから守り続けることで時代
から取り残されるリスクが生じます。頻繁に更新できるほど責任もって
取り組む人も少ないのが現状です。
仕組みを作り、余計なことで判断する工数を割かない方がこれからの
より良い人生に役立ちますので是非実践してみてください。

それではまた今度!

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