「だから言ったのに・・・」「あのやり方ではどうせ失敗するよ」「もっと
こうすれば良いのに・・・」と言ったような自分の正当性を主張する時って結構
あると思います。しかしそれだけでは本質的な解決は出来ていないです。
こんにちは、無欲な常務(MJ)です。
目の前で失敗している人を見るとどうしても攻めてしまいがちです。そして
失敗した人のミスした点ばかりを責めます。中でも自分は何もしないで失敗だけ
を指摘し評論する人までいる。これでは本質的に良くなるわけがないんですよね。
今回は人を責めているうちは成長しないという視点で説明していきたいと思い
ます。
【失敗の事実を受け入れるところから始める】
まず、人を良く責める人は失敗の事実に対して自分の過失は1%も認めず、失敗
した本人に100%の過失責任を擦り付けます。このタイプが上司ならばテイカー
気質の人でないことを祈りたいです。部下からみても上司に対して信頼関係が
築かれずまともに指示を遂行しないことにもなりかねません。どちらにしても
100%他責で観ている以上失敗の事実が共有されることはありません。
失敗は何か行動すれば起きる可能性を秘めているリスクです。これを素直に事実
として受け入れるところから始めないと、この時点で人のせいにして終わってしま
うんです。
【失敗を否定しない】
まず失敗からは多くの事を学べることを再認識しましょう。失敗を責める時は
ルール不履行だったり、倫理道徳にかける行為等明らかにやってはいけない時で
すが、そこは責めるのではなく明確に厳罰を科せ、ペナルティを負わせなくては
いけません。
失敗の事実をしっかり受け止めないと、失敗の事実から何を学べばよいかわか
りません。素直な精神で向き合わないといけないんです。失敗したのが自分でない
場合は相手を責めるのではなく、失敗の原因を共有することから始めなくては
なりません。失敗の原因が明確になれば対策は容易です。そしてその情報を共有
し、関係者が同じ方向を向けばそこからは信頼性が確実に上がってくるでしょう。
【自分も少なからず関係している意識を】
まず他責を100%と思わないことです。勿論自分が悪いという認識でいる必要は
ありません。責任者であれば話は別ですが。例え管轄外でも失敗の現場で何が
起きているかは知っておいて損はないです。いつかは関係してくることですから。
だからどんなに寄与率が低くても自分がどう関係できているかは把握した方が
良いです。
失敗は一時的なものでしっかり対策すれば結果としてチャンスをものにするこ
とになりますから、失敗から目を背けては何も成長出来ないことを自覚しましょ
う。非難する習慣が続くと最終的に愚痴ばかりになります。愚痴ばかり言ってい
る人に寄り付く人は同類のタイプしか集まりません。愚痴からは何も解決されな
い訳ですから永遠に解決しないループの中で生活していくことになります。
【失敗を悲観せずプラスの側面に】
繰り返すようですが失敗はチャンスです。行動した結果であって目的がブレて
いるわけではありません。失敗はあくまで局所的に判明した事実であって修正
することで目的は達成できることが殆どです。だから失敗を敬遠し人を責めて
いるだけでは成長は出来ないんです。失敗の事実に蓋をするのではなくしっかり
向き合えば良い結果しかでないことを理解しましょう。
失敗はまじめに対応すれば良い結果しか出ないという至極当たり前のことが出
来る人は少ないです。素直で実直でなければ出来ないことなんです。愚痴ばかり
言っているとそういう心が蝕まれていくので気を付けましょう。
失敗した人を見ても非難しない、事実を受止めどこが改善点かを見極め、情報
を共有する。関係者で同じ目的に向かって進むだけ。これだけで良いんです。
人を責めても何も解決しませんよ。
私の会社ではこれでもかというくらい人の悪口を言う人がいました。しかも
陰口に留まらず、相手を直接非難することまでしていたそうです。常に人を責め
ることが習慣化してしまっていたようです。自己肯定感の低さから素直に事実を
受止められず人を非難して自分の居場所を作っていたのでしょう。しかし、そう
いう人を直接指摘しても被害者意識が強く治ることは期待できないんですよね。
結局その人は内部通告され、降格辞令が通告されてしまいました。
人を責めても解決しない、問題はどう自分が関与して解決に導くか
ということなんです。罪を憎んで人を憎まず。難しいことですが肝に銘じて
前を進んでいきましょう。
それでは、また今度!
